加藤清史郎 / 俳優
United Kingdom
イギリス
年齢21歳、役者歴21年
加藤清史郎が青春を謳歌した地、イギリス
加藤清史郎 / 俳優
※写真はGoogle Pixelで撮影しています。
こども店長として一世を風靡し、その後ドラマやミュージカルで活躍してきた俳優・加藤清史郎。彼が選んだのは、高校の3年間を過ごしたイギリス。留学を決めたきっかけは小学6年生の頃に出演したミュージカル『レ・ミゼラブル』だった。当時、指導をしてくれた演出家は日本語が通じない海外の人。言語の壁を目の当たりにした。同じ言葉で話せたら、さらに演技に深みが出るはず。そんな芝居に対する底無しの探究心が彼を突き動かし、中学の卒業を期に、意を決してイギリスに渡った。未来を見据えたこの決断は言語力を得ただけではない。人生のほぼ全てを役者として過ごしてきた彼が、初めて本来の加藤清史郎になれた期間であるとも語る。21歳になった今、何もかも新鮮で刺激的だった日々に思いを馳せ、お世話になった人達のもとに再び訪れます。JOUR
NEY
London Eye
ヨーロッパ最大級の
巨大観覧車
テムズ川南岸、サウス・バンクに建設された高さ135mの巨大観覧車で、2000年に開業以来、毎年約350万⼈が訪れるロンドンの⼈気観光スポット。1周約30分を要し、街の風景を360度のパノラマビューで楽しめる。天気が良ければ、およそ40km先にあるウィンザー城を⾒ることができるそう。元々世界一大きい観覧車としてギネスに登録されていたが、2006年に中国南昌市にある南昌之星(160m)に抜かされた。現在はラスベガスのハイ・ローラー(168m)が世界一大きいと言われている。
London Eye
ロンドン・アイ
Riverside Building, County Hall, London SE1 7PB
Camden Town
若者で賑わう
カウンターカルチャーの聖地
ロンドンの中心地から北部に位置する街。このエリアはリージェンツ運河が流れていることから、19世紀頃は物流・運搬の拠点となっており、イギリスを代表する飲み物であるジンの製造地として栄えていた。1970年代からはロックミュージックやファッション、アートの発信地として賑わう街へと発展し今に⾄る。またカムデン・タウンの一番の見どころはマーケット。1974年のオープン当初は16店しかなかったが、今では店舗総数が1,000店を超えているそう。ショッピング・観光・グルメなど、探せば全てが揃う、多種多様な文化が集まるロンドンの縮図のような街。
Camden Town
カムデン・タウン
The LOCK TAVERN
幅広いお酒を取り揃える
王道のロンドンパブ
カムデン・タウンの中⼼部に位置し、地元のクラフトビール・ワイン・カクテルなど種類豊富に取り揃えている。留学当時、加藤さんは未成年だったため当然パブに入ることができなかった。あれから時は経ち21歳となり、待望のロンドンパブを初体験。ロケで飲んでいたのは「カムデンタウン・ヘルズ」というラガービール。ドライで爽快な飲み口で、気分をリフレッシュしたい時に最適だそう。
The LOCK TAVERN
ザ ロック タバーン
35 Chalk Farm Rd, Chalk Farm, London NW1 8AJ
Teikyo School UK
開放的な窓と長テーブルが印象的な学校の食堂。
いつも食べていたメニューは白米、コテージパイ、ポテト、チキン、そして牛乳。
週末以外、食生活のほとんどをこの場所で過ごした。
高校3年間の加藤清史郎はこの食事で作られたと言っても過言ではない。
加藤さんが留学中に
通っていた学校
ロンドンの中心地から車を40分、1989年帝京グループ初の海外校として開校した⽂部科学省認定の在外教育施設。イギリスの地にありながら、⽇本の学習指導要領に従ったカリキュラムを実施し、⽇本の⾼等学校の卒業資格を取得できるのが特徴。加藤さんは住んでいた寮の部屋を再訪し、充実した一人暮らしだったことを思い出す。この学校は1歳から俳優人生を歩んできた加藤さんにとって、初めて演技から離れることができ、本来の「加藤清史郎」として存在できた場所となった。
Teikyo School UK
帝京ロンドン学園
Framewood Road,Wexham,Buckinghamshire SL2 4QS
West End
映画や劇場が集まる
エンターテイメントの中心地
当時、加藤さんが最初に訪れたのがミュージカルの街、ウエスト・エンド。渡英へのきっかけにもなった作品『レ・ミゼラブル』の公演劇場前で、巨大なポスタービジュアルを見た瞬間、ロンドンでの生活がついに始まることをひしひしと実感したと語る。今回のロンドンロケでは、留学中に師事し、演劇指導者として活躍しているジェフリー・コールマンさんとの再会も果たした。今なお最も大切にしている学びを得たことを振り返り、恩師に感謝の意を伝えた。
West End
ウエスト・エンド
City of Brighton
加藤さんがホームステイをしていた
イギリス有数の海浜リゾート地
イギリス南東部に位置し、ロンドンからは電車で一時間ほどの海辺の街。観光都市の為、ホテル・レストラン・エンターテインメント施設のほか⼤学、語学学校などの教育施設も多い。当時15歳の加藤さんが、留学して最初の夏休みにホームステイを体験した第二の実家を約5年ぶりに訪れた。2週間と短い期間だったが、加藤さんのシャイな性格が変わるほど、深い交流を経たホストファミリー。今回の再会でホストファミリーから伝えられた「いつかイギリスでパフォーマンスする姿を見たい。あなたの可能性を決めるのはあなた。」という言葉をしっかりと胸に刻んだ。
City of Brighton
ブライトン
American Express Community Stadium
プレミアリーグでも使用される
有名なスタジアム
ワールドカップで活躍した、三笘薫選手が所属するブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCのホームグラウンド。収容人数は約3万人。ラグビーワールドカップ2015の会場の⼀つとしても使⽤され、南アフリカに⽇本が勝利し、ブライトンの奇跡と称される試合の舞台となった場所でもある。他にもホッケーやコンサート会場など、使用方法は多岐に渡る。プレミアリーグを高校時代から観ていたという加藤さんは、童心に帰りお土産を大量に購入したそう。
American Express Community Stadium
ザ アメリカン エキスプレス コミュニティ スタジアム
Village Way, Brighton BN1 9BL
Rum Kitchen - Brighton
海辺近くにある
カリブ料理のレストラン
ブライトンの綺麗な海辺からほど近い場所にある、ラムカクテルが売りのカリブ料理店。加藤さんはカリブ料理でよく使われる辛いスパイスを使用した、人気No.1のジャークチキンバーガーを食した。その際に挑戦してもらった食リポ動画はアナザースカイ公式YouTubeにて配信中。
Rum Kitchen - Brighton
ラム キッチン ブライトン店
11 Black Lion St, Brighton, Brighton and Hove, Brighton BN1 1ND
成長させてくれた。人生を豊かにしてくれた。
そんなイギリスでの経験を生かすのも殺すのも自分次第。
年齢とキャリアが同じの俳優人生。
だが、まだ道は半ば。頂は遥か彼方。
この地で経験した3年間を糧にして、加藤清史郎は演じ続ける。
JOUR
NEY