富樫勇樹 / バスケットボールプレイヤー
Niigata
新潟
世界を見据えて気持ちを新たに
富樫勇樹が初心に戻れる場所、新潟
富樫勇樹 / バスケットボールプレイヤー
※写真はGoogle Pixelで撮影しています。
8月25日から沖縄で開幕する「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」。現在日本代表のキャプテンを務めるプロバスケットプレイヤーの富樫勇樹選手。そんな彼が訪れたのは、新潟の中心から車で30分の山と海に囲まれた城下町である新潟県・新発田市。両親もバスケ経験者というバスケ一家で育った彼は、生まれ故郷であるこの地でバスケと出会い、バスケに魅了された。来る日も来る日も体育館のリングを目がけてボールを投げ続けるほど夢中になり、中学1年からスタメン起用。3年生の時に全国制覇を成し遂げると、高校はNBA選手を多く輩出するアメリカの強豪校へと留学を果たす。そして19歳でプロデビュー。167cmと小柄ではあるものの、圧倒的なスピードとテクニックで今では「小さな巨人」と呼ばれるまでに。現在では日本を率いるまでの選手となった彼の原動力は、なんだったのだろう。バスケW杯を目前に控えた今、改めて故郷に訪れ、当時の思いを振り返る。JOUR
NEY
Kaji River
かつて東洋一といわれた堤桜を有する
新潟県の北部に位置する川
新潟県新発田市および北蒲原郡聖籠町を流れる河川。富樫選手曰く「見渡す限り田んぼと山」という自然豊かな環境だが、加治川沿いからみたこの景色が故郷に帰ってきたと実感させてくれるようだ。富樫選手の実家は田んぼに囲まれているそうで、寝る時はにぎやかなカエルの鳴き声を聞きながら寝ていたという。
Kaji River
加治川
新潟県新発田市
Ramen House Wagen
富樫選手が帰省した際に
よく訪れるラーメン屋
新発田市の国道7号沿いに店を構えるラーメン店。新潟はラーメンの世帯支出率が全国1、2位を争うラーメン王国と呼ばれており、富樫選手ももちろん、お父様もラーメン好き。新潟に寄った際はここのラーメンを食べに行くことが多いそう。今回は、チャーシューを花びらのようにトッピングした「ちゃーしゅーめん」を注文した。
Ramen House Wagen
らーめん家 和玄
新潟県新発田市城北町2丁目346-1
Spa Resort Kahou
オフで帰省する度に
富樫選手が訪れる温泉
田んぼのど真ん中に位置し、富樫選手がよく温泉だけ入りにきている旅館。富樫選手も絶賛する自家源泉「白玉の湯」は、国内随一の成分含有量を誇る硫黄泉。入浴するとお肌にすべすべ感が増し、白玉のような肌になるといわれることから「白玉の湯」と名付けられたそう。岩風呂・檜風呂・寝湯・腰掛湯など様々なスタイルで楽しめる。
Spa Resort Kahou
白玉の湯 華鳳
新潟県新発田市月岡温泉134
Joytown Bowl Shibata
富樫選手が友人と気分転換で訪れた
地元のボーリング場
富樫選手の同級生、鍋谷さんと一緒に訪れた新発田にあるボウリング場。鍋谷さんは6歳の頃からの幼馴染で毎日のようにバスケをしていた友人。現在は千葉県在住で、千葉ジェッツ所属の富樫選手とは今でも頻繁に会う仲なんだそう。気心知れた仲間との時間が富樫選手にとって一番のリフレッシュ方法。
Joytown Bowl Shibata
ジョイタウンボウル 新発田
新潟県新発田市新栄町2丁目4-6
Culture Western Food ino
富樫選手が20年以上通い続ける
思い出深い洋食屋
1999年にオープンした洋食料理屋で、富樫選手が幼少時代から通っている馴染みの店。実は偏食だという富樫選手は、この店ではほぼチーズ焼きハンバーグしか食べた記憶がないくらい、好んでチーズ焼きハンバーグを注文するそう。今回注文したのはもちろん「チーズ焼きハンバーグセット」。
Culture Western Food ino
文化洋食 ino
新潟県新発田市中田町1丁目1619-1
M's International Hair Salon
富樫選手のトレードマーク
七三分けを生んだ理容室
一見カフェのような外観のこのお店は、富樫選手の定番ヘアの七三分けスタイルを作った理容室。富樫選手曰く、七三分けにすることで試合へのスイッチが入るという。試合前はお風呂に入りここでセットしてから試合に行くのが、新潟在住時からの唯一のルーティーン。富樫選手のお父様もこの理容室を利用しているそうで、富樫選手同様に試合前はここで気合を入れるんだとか。
M's International Hair Salon
Ｍ’ｓインターナショナル理美容室
新潟県新発田市西園町3丁目1-35
Honmaru Junior High School
富樫選手が在籍時に
全国大会で優勝を掴んだ中学校
富樫選手の出身中学校。富樫選手が所属していた頃のバスケ部は、お父様が監督としてチームを率いていたそうで、中学3年生の時は全国大会優勝まで導いた。同時に世界へ羽ばたく富樫選手の成長を、最後まで見守っていた親子の思い出の場所でもある。
Honmaru Junior High School
新発田市立本丸中学校
新潟県新発田市緑町2丁目7-22
Kaishi International High School
富樫選手のお父様が監督を務める
県内のバスケ強豪高校
富樫選手のお父様がバスケットボール部の総監督を務めている高校。今回のロケでは練習のために訪れた。富樫選手は、この高校には通わず、NBAのスーパースター Kevin Durant (ケビン・デュラント) や Greivis Vasquez (グレイビス・バスケス) などを輩出したアメリカのモントローズ・クリスチャン高校へ進学し、1年次からロスター入りを果たした。
Kaishi International High School
開志国際高等学校
新潟県胎内市長橋439-1
今でこそメディアの取材も難なくこなす富樫選手だが、
学生時代は超が付く引っ込み思案。
しかし、ひとたびボールを手に触れると人が変わった。
スーパーマンじゃない。
けれど、「バスケが好き」という思いの強さだけは、誰にも負けない。
そんな自分に正直であり続けたからこそ、
日本のバスケ界を背負って立つ存在になれた。
地元の期待と声援を背に受けて、
新発田の英雄・167センチのキャプテンが世界をあっと言わせるはず。
富樫勇樹選手、ありがとうございました！
JOUR
NEY
