青木崇高 / 俳優
Brazil
ブラジル
人生に勇気をくれた人がいる
青木崇高の背中を押し続ける国、ブラジル
青木崇高 / 俳優
※写真はGoogle Pixelで撮影しています。
ドラマや映画などを主戦場に活躍する俳優、青木崇高。彼が向かったのは、15年前に1ヶ月間の南米ひとり旅で訪れたというブラジル。当時は、連続テレビドラマ小説『ちりとんてん』でヒロインの夫として落語家の役を演じたばかりの頃。南米に住む知人の「日系人は毎日『ちりとんてん』を見ているから、ブラジルに来て落語をやってみないか」と誘われたことがきっかけだ。その時の出逢いが、彼の運命を切り拓いた。日系人の協力を得ながら落語会を開催したが、ブラジルに訪れたタイミングは日本人ブラジル移民100周年の節目。活動を通じて出会う人々は、自分たちのアイデンティティを後世に伝えたいと熱く活動し、そんな彼らの姿に胸を打たれる。俳優として漠然とした将来像しか見えなかった28歳。落語会での出逢いは自らの仕事への意欲を広げ、勇気をくれた。もっと多くの人に彼らの想いを伝えたい。そんな使命を感じながら、15年ぶりにブラジルへ戻ってきた。JOUR
NEY
Hang Glider Adventure
リオデジャネイロの自然を
空から楽しめるアクティビティ
リオデジャネイロ内にあるティジュカ国立公園は、都心ながら広大な自然保護区にしてされた場所。そんな公園内のにそびえる山の中腹からビーチに向かって飛び立つアクティビティが、このハンググライダー。風の状況により、10分〜20分ほど飛行を楽しめる。プロのインストラクターと一緒に体験できるのも安心。
Hang Glider Adventure
ハンググライダー体験
Av. Pref. Mendes de Morais, 1505 - São Conrado, Rio de Janeiro - RJ, 22610-095 Brazil
Boulevard Olimpico
リオデジャネイロの芸術が集まった
歴史を感じるベイエリア
2016年のリオオリンピック開催に合わせ、再開発はが入り市民に開放された地域。サンパウロ生まれのストリートアーティスト、エドゥアルド・コブラが、世界の先住民を描いた巨大壁画のほか、スペイン人建築家サンティアゴ・カラトラバによる「明日の博物館」など、世界的に注目が集まる観光名所。
Boulevard Olimpico
オリンピック大通り
Praça Mauá - Centro, Rio de Janeiro - RJ, 20090-003 Brazil
Feira
地元住民の台所を支える
週1開催の有名朝市
コパカバーナの住宅街内の公園で開催されている市場。毎回場所を変えながら週に1回のペースで開かれ、新鮮な野菜やフルーツ、コーヒー豆のほか花や雑貨など様々なものが売られている。揚げ餃子のようなブラジルの軽食「パウステ」や、生搾りジュースなども楽しめ、お土産探しのついでに食べ歩きする観光客の姿も多い。
Feira
フェイラ(朝市・市場)
Copacabana, Rio de Janeiro - RJ Brazil
Amarelinho da Cinelândia
創業90周年以上を誇る
歴史あるレストラン
リオ発祥の旧市街・セントロにある老舗レストラン。セントロは歴史的建造物や商店が並ぶ地区で、レストランは私立劇場や国立図書館、国立博物館などが密集した広場、通称シネランジアにある。1921年にオープンしたレストランは特徴的な外観のほか、イタリア食文化を色濃く反映したメニューが多い。今回はローストビーフとニョッキをオーダー。
Amarelinho da Cinelândia
アマレリーニャ ダ シネランジア
Praça Floriano, 55 - B - Centro, Rio de Janeiro - RJ, 20031-050 Brazil
Boteco da Garrafa
地元民にも愛される
伝統的なクラブバー
リオ屈指のバーが立ち並び、ローマ様式のアルコス ダ ラバ水道橋の下で開催される屋外サンバジャムでも有名な場所でもあるラパ地区。今回訪ねた伝統的なバーは、クラブ、ダンスホールとしても知られる。この日はブラジルの蒸留酒「カサッシャ」にライムと砂糖を加えたカクテル「カイピリーニャ」で乾杯!
Boteco da Garrafa
ボテコ ダ ガハッファ
Av. Mem de Sá, 77 - Lapa, Rio de Janeiro - RJ, 20230-150 Brazil
Amarelinho da Cinelândia
幻想図書館の愛称で知られる
ポルトガルの歴史を感じる図書館
政治難民として逃れてきた4名のポルトガル人によって19世紀に建てられた図書館で、1837年建設、1900年に一般公開が始まった。現在は35万冊以上の本が貯蔵され、希少価値の高い本や文献が数多く所蔵されている。ブラジルにポルトガル文化を広めた拠点であり、歴史を感じる建築様式もみどころのひとつ。
Amarelinho da Cinelândia
王立ポルトガル図書館(幻想図書館)
Praça Floriano, 55 - B - Centro, Rio de Janeiro - RJ, 20031-050 Brazil
Av. Paulista
ブラジルの歴史を反映した
サンパウロのランドマーク的大通り
世界最大のコーヒー豆輸生産量を誇るブラジル。19世紀の豆輸出によってもたらされた好景気により、コーヒー農園主の御殿が数多く建てられた地域。全長約2.8kmある通りは現在サンパウロの目抜き通りとなり、当時の豪邸は数軒残るにとどまっているそう。現在はサンパウロ美術館をはじめ、有名企業や銀行、領事館、高級ホテルなどが立ち並ぶ。
Av. Paulista
パウリスタ大通り
Av. Paulista, 1636 - conjunto 3 - Pavimento 01 - Bela Vista, São Paulo - SP, 01310-200 Brazil
Liberdade
日本に馴染み深い店が並ぶ
ブラジルで人気の東洋人街
南米でも最大規模を誇る東洋人街のひとつ。日本でも馴染み深いラーメンや焼きそば、寿司などの和風レストランのほか、アニメグッズなどを取り扱う専門店も多い。以前から観光客の往来が多いエリアだったが、近年は現地ブラジル人の観光スポットとしても人気を博している。
Liberdade
リベルダージ
Liberdade, São Paulo - SP, Brazil
Kidoairaku
日系ブラジル人が営む
サンパウロを代表する日本料理店
1988年に創業し、ブラジルの人々から愛される日本料理店。2021年に現在の場所に移転オープンを果たした。今回は15年前の落語会の際に、現地の案内や手伝いをしてくれた元サンパウロ新聞社の記者・大庭さんと食事を楽しんだ。ビールや日本酒のほか、まぐろ、白身などのお造りをオーダー。
Kidoairaku
喜怒哀楽
R. Thomaz Gonzaga, 22 - Liberdade, São Paulo - SP, 01506-020 Brazil
Association of Elderly Clubs of Brazil
在住日系高齢者を支える
発足50年を迎えた団体
約200万人が生活すると言われている日系ブラジル人。現地で生活する日系高齢者の老後生活充実のため、1975年に創設された。発足にあたり老人クラブ活動に必要な便宜を測ることを目的としている。15年前、青木さんがブラジルで落語を披露した際に、サポートをしてくれた方とここで感動の再会を果たす。
Association of Elderly Clubs of Brazil
熟年クラブ連合会
R. Dr. Siqueira Campos, 134 - Liberdade, São Paulo - SP, 01509-020 Brazil
日系の人々の救いになりたかったはずが、
気づけば自分が救われる側だった。
15年前の旅で得た気づきは、
一気に踏み込むと、一気に扉が開くということ。
旅での経験が心に種を植え込む。
種をまき、花を愛で、収穫したら、分かち合う。
人生はその繰り返し。
今度は自分が分かち合う存在になりたい。
そしてまた旅に出る。幸せの種を探すために。
JOUR
NEY