芳根京子 / 女優
Hokkaido
北海道
居心地のいい人と街がある
芳根京子の思いを繋ぐ、北海道
芳根京子 / 女優
※写真はGoogle Pixelで撮影しています。
NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(2016)で主人公を演じて以降、多くの話題作に出演している女優・芳根京子。そんな彼女がアナザースカイとして選んだのは、幼い頃から祖父母に会いに行くために何度も足を運んだ、母親の生まれ故郷の北海道。約10年前、彼女の活躍を楽しみにしてくれていた祖父母は、その姿を見ることなく旅立った。寂しくないと言えば嘘になる。でも祖父母を通して知り合った心許せる人や懐かしい家がある此処に、祖父母と過ごしたあの日が色褪せずに残っている。最終目的地は祖父母が住んでいた街、ニセコ。次に訪れる時、どんな報告ができるだろう。デビュー10年目を節目に、当時の思いを振り返りながら、これからの自分を模索する姿に迫ります。JOUR
NEY
Otaru Canal
今年で完成100年を迎える
小樽を代表する景観
北海道開拓の玄関口として重要な役割を担ってきた水路。散策路には63基のガス灯が設置され、運河沿いの石造倉庫群は当時の姿のまま残されており、レストランなどに再利用されている。3つの橋があり、なかでも浅草橋が一番有名。夕暮れ時にはガス灯が灯るとともに石造倉庫群がライトアップされ、昼間とは違った雰囲気を楽しめる。
Otaru Canal
小樽運河
北海道小樽市港町5
Wakadorijidai Naruto
小樽のご当地グルメである
若鶏半身揚げが人気なお店
64年の創業以来、「なると」の愛称で、小樽市民のソウルフードとして親しまれてきた若鶏半身唐揚げが堪能できるお店「若鶏時代なると」。小樽市稲穂にある本店では、看板商品として全国的に有名になった「若鶏の半身唐揚げ」のほか、小樽の海鮮を使ったお寿司や丼ぶり、そしてカレー、天ぷら、ラーメンなどメニュー多彩。若鶏半身唐揚げは創業以来、伝統の味を守り続けている。皮はパリッと、中はジューシー。ほんのり塩味が効いた味付けは、白米はもちろんのこと、ビールとの相性も最高。
Wakadorijidai Naruto
若鶏時代なると 本店
北海道小樽市稲穂3-16-13
LeTAO
芳根さんのお祖母様
おすすめのチーズケーキ
1998年6月にオープンした洋菓子舗。小樽観光の中心であるメルヘン交差点に構える大きな塔のような姿をした店舗は、街のシンボルとして人々に愛されている。1階にはチョコレートやチーズケーキなどさまざまな洋菓子が販売されているほか、テイクアウトコーナーを併設。2階には喫茶コーナーがあり、ルタオ本店限定の生ドゥーブルフロマージュや紅茶などが楽しめる。最上階の展望室からはノスタルジックな街並みが見え、天気の良い日には山や小樽港界隈も一望できる。
LeTAO
小樽洋菓子舗ルタオ本店
北海道小樽市堺町7-16
Mt.Tengu
小樽市街を見下ろせる
夜景の各所
天狗山は、標高532.4mの小樽のシンボル的な山。山頂からは市街や日本海、そして「北海道三大夜景」と言われる宝石を散りばめたような美しい夜景を一望できる。山頂には「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に一つ星として掲載されている山頂展望台があるほか、レストランや鼻をなでると願いが叶うと言われている「鼻なで天狗さん」、スライダーやアスレチックなどの遊具もあり、大人も子供も楽しめる。最近では配信オリジナルドラマ『First Love 初恋』の舞台となり、 今ホットな場所として注目を浴びている。
Mt.Tengu
天狗山
北海道小樽市最上2-16-15
Sasaki Farm
トマトをメインに
栽培する野菜農園
芳根さんが高校生の時に出会ったみっちゃんが営む野菜農園。夏にはトマトを栽培しており、冬にはここで育てたトマトを100%使用したトマトジュース「シンディースイート」を販売。「シンディースイート」はトマトジュースが飲めない人までもが「これは飲める」という特別なジュースなんだとか。芳根さんは、みっちゃんが作るトマトが一番好きな食べ物だそう。
Sasaki Farm
佐々木農園
北海道虻田郡ニセコ町曽我619
Takahashi Ranch
芳根さんが必ず祖父母と行っていた
羊蹄山を望む場所に位置する牧場
土づくり、草づくり、牛づくりから、製品になるまでを、一貫して行っており、牧場内には有名グルメやスイーツが味わえるお店を備えたミルク工房を併設。広大な敷地で自然に触れながら美味しいグルメを堪能できる。牧場主・髙橋守さんの想い「良い土を作り、良質な牧草を育て、良い牛と共に歩みたい」が牛作り・商品づくりに浸透しているのがこの牧場の魅力の１つ。
Niseko Takahashi Dairy Farm
ニセコ髙橋牧場
北海道虻田郡ニセコ町曽我888-1
Hanazono Niseko
国内外から多くの
スキーヤーが集う施設
ゲレンデ、レストラン、アクティビティ全てにおいてクオリティが高く、評判の良いスキー場。宿泊もできるリゾートホテルもあり、外国人観光客も多く賑わう。天気の良い日には、羊蹄山がきれいに見られる絶景スポットでもある。リゾート内には、スキー場だけでなくゴルフ場やアドベンチャーパークなどがあり、冬だけでなく、夏も楽しめるスポット。
Hanazono Niseko
ニセコ HANAZONO リゾートスキー場
北海道虻田郡倶知安町岩尾別328-3
Tsutsui's House
芳根さんの祖父母が以前住んでいた家は
８年前、関西から移住してきた筒井さん夫妻に引き渡した。
テーブルもイスも、ストーブも、祖父母が愛用していたもの。
この家の空気ごと受け継いでくれた筒井さん夫妻とは
今では家族のような関係になっている。
SPROUT
「楽しい」をテーマにライフスタイル情報
まで発信するロースタリーカフェ
倶知安駅から徒歩1分の人気コーヒー店。「OUTDOOR + Espresso」をコンセプトに、自家焙煎のコーヒーだけでなくアウトドア用品や、アパレルや洗剤の量り売りなどライフスタイル用品も販売する。不定期で行なわれるアウトドアに繋がるトークイベントや映画の上映など、ワクワクする情報を常に発信しているお店。
SPROUT
スプラウト
北海道虻田郡倶知安町北1条西3-10
Tefuken
芳根さんがよくお祖父様と
一緒に行っていたガーデンレストラン
お店の四方がヨーロッパ風のお庭で囲まれた中華料理兼ガーデニングレストランン「手風琴」。中華料理のほか、手作りのケーキとお茶でスタッフが暖かく迎えてくれる。芳根さんのお祖父様はここのお店が大好きで、来るといつも「あんかけ焼きそば」を一緒に食べていたという。
Tefuken
手風琴
北海道虻田郡倶知安町比羅夫31
Kutchan Station
昔の駅舎がそのまま残った
函館本線の趣ある駅
函館本線の長万部一小樽間、通称“山線”のなかで最大規模の駅であり、運転上の拠点となっている駅。駅内には「みどりの窓口」があり、山線区間で数少ない有人駅だ。2030年度末の北海道新線開業を目指しており、開通すると東京駅から4時間36分でニセコ／知安に行けるようになる。
Kutchan Station
倶知安駅
北海道虻田郡倶知安町南3条西4-3
2030年には北海道新幹線も延伸を予定。
未来に向けて進化し続ける今のニセコを、祖父母はどう感じるだろう。
まだ寂しい。けれど、此処には祖父母が結んでくれた縁があり、
2人の生きた証が、大切に残されている。だから、またすぐにでも訪れたくなる。
胸を張って報告するためには、この街に負けないくらい、変わらなければ。
感謝の気持ちを忘れずに、芳根さんは一歩一歩前に進んでいく。
芳根京子さん、ありがとうございました！
JOUR
NEY
