アン ミカ / モデル・タレント
Seoul
ソウル
語学以上に大切なものを学べた
アン ミカが初心に戻れた街、ソウル
アン ミカ / モデル・タレント
※写真はGoogle Pixelで撮影しています。
揺るぎなきポジティブ思考で、今、絶大な人気を誇るアン ミカ。彼女が訪れたのは1年3ヶ月もの間、語学留学をしていたという韓国・ソウル。ここには留学時代の思い出がそこかしこに転がっている。そんな彼女の出生地は韓国・済州島。だが、物心がつく前に日本に移り住んだ。韓国で暮らしていた当時の記憶はほとんどない。2002年、父親がこの世を去ったことをきっかけに、両親や自身のルーツを知るため、そして祖国の言葉をしっかりマスターしたいという思いから語学留学の道を選んだ。すでにパリコレの大舞台でアジア人モデルとしては異例の抜擢を受けた彼女。芸能活動を休止してまで渡った、韓国・ソウルで何を得たのか? 当時訪れていた街やお店を巡り、あの頃の気持ちを思い出しながら、これまでの激動の半生を紐解いていく。JOUR
NEY
Gwanghwamun
14世紀に建設された
歴史ある城門
朝鮮王朝最初の王宮・景福宮 (キョンボックン) の南門にあたり、国王が頻繁に出入りしていたという宮城の正門。1394年に建設されたのち、何度かの再建・改修を経て、2010年に今の姿となった。夜になると光化門のほか、銅像や噴水などがライトアップされ、昼間とはまた違った幻想的な空間を楽しむことができる。
Gwanghwamun
光化門
ソウル特別市 鐘路区 世宗路 1-68
NATURE PEPUBLIC
日本語が通じる
明洞のコスメのお店
国内最大規模で、明洞の新たなランドマークとしても話題を集めているコスメショップ。韓国のコスメは、成分へのこだわりと満足度の高い使用感ながら、リーズナブルな商品が多く、おまけ付きのアイテムが多いのが特徴。アン ミカさん自身もコスメプロデュースをすることから、流行の移り変わりが激しい明洞の韓国コスメを毎回チェックしにくるという。
NATURE PEPUBLIC
ネイチャーリパブリック 明洞ワールド店
ソウル特別市 中区 忠武路1街 24-2
Myeongdong Street Food Market
数多くの屋台が立ち並ぶ
人気観光エリア
明洞 (ミョンドン) の魅力といえば、平日は夕方、週末はお昼過ぎからメインストリートを中心にずらりと並ぶグルメ屋台。トッポギや韓国式おでんなどの定番おやつから、日本の屋台ではあまり見かけない「ケランパン」と呼ばれる菓子パンやロブスターまで、バラエティーに富んだ屋台を楽しむことができる。
Myeongdong Street Food Market
明洞屋台市場
韓国特別市 中区南 大門路 2-14
Yonsei University
アン ミカさんが留学当時に
通っていた名門私立大学
新村地区に位置する名門私立総合大学。一流大学であるソウル大学、高麗大学と合わせて「SKY」と呼ばれ、韓国の最難関大学の1校とされている。世界中のあらゆる職業、地位の人たちが集まっているため、活気にあふれた国際色豊かな学生で賑わう。校内には、95の教室と3つの講堂、インターネットラウンジ、食堂などを完備。当時、アン ミカさんは、延世大学校の隣にある弘大でよく遊んでいたそう。
Yonsei University
延世大学校 韓国語学堂
ソウル市 西大門区 新村洞 134
Theballon
アン ミカさんが以前から
気になっていたアパレルショップ
この場所は、江南 (カンナム) エリアの人気ストリートにある洋服屋。韓国の有名なデザイナーたちの洋服が集まっており、ファッション感度が高い人々から注目を集めている。母親がお洒落だったこともあり、子供の頃からファッションに興味があったアン ミカさん。親戚一同が鞄のミシン工場で、自分でパターンを引いて私服を作っていたこともあるそう。
Theballon
ザ・バルーン
ソウル特別市 江南区 新沙洞 518-11
Kamasse
アン ミカさんが留学当時に
よく通っていた飲食店
新村 (シンチョン) 駅から10分ほど離れた場所にあるこの居酒屋は、アン ミカさんが当時よく着ていた場所。今回のロケでは、10年ぶりに再会を果たした大学時代の友人、晴美さんと一緒に時を遡る。注文したのは、韓国風お焼きの「モドゥムジョン」、タコを甘辛く炒めた「ナクチポクム」、韓国の伝統的民族酒と言われる「ドンドン酒」。
Kamasse
カマッセ
ソウル特別市 西大門区 滄川洞 53-98
Bukchon Hanok Village
上流階級の家造りを代々受け継ぎ
大切に維持しているエリア
朝鮮時代 (1392~1910)から残る韓国の伝統家屋「韓屋 (ハノッ)」が密集する地域。王族や両班と呼ばれる貴族の人達が住んでいた瓦屋根が美しい韓屋が立ち並ぶほか、坂の下の向こうにはソウルタワーや近代的なビル群を遠目に眺めることができ、韓国を象徴する新旧両方の景色を楽しめる。
Bukchon Hanok Village
北村韓屋村
ソウル特別市 鍾路区 ケドンギル 37
Cha Masineun Tteul
韓屋を一軒まるごと改造した
趣きあるカフェ
韓国の伝統家屋、韓屋 (ハノッ) を一軒まるごと改造した三清洞 (サムチョンドン) にあるお店。建物は中庭を囲む造りで「お茶を飲む庭」という店名のとおり、どの席からも中庭を眺めなが伝統茶を味わうことができる。日本の旅行誌でも紹介されるほど有名で、多くの観光客が訪れるスポットだ。店内には伝統工芸品なども展示され、インテリアからも韓国の伝統が堪能できる。
Cha Masineun Tteul
チャマシヌントゥル
ソウル特別市 鐘路区 三清洞 35-169
異国へ渡ってまでも、両親が大切にしていた韓国の文化を知り、
日本と韓国、両方の良さを知っているアイデンティティが生まれた。
2カ国の架け橋になる。そう、思えた。
そして、フラットに接してくれた友人のおかげで、
何者でもない、アン ミカというひとりの人間に戻してくれた場所でもあると語る。
これから先、どんな壁にぶち当たっても
持ち前のポジティブマインドで進み続ける。
ワクワクするものは、失敗や苦労すら楽しい。
それを成し遂げた日には、想像を絶する喜びと感動が待っているはずだから。
JOUR
NEY