八木莉可子 / 俳優

今田耕司さんがおすすめする、創作沖縄そばを提供しているEIBUN(エイブン)。麺は沖縄そばをオリジナルの配合で作ったEIBUN麺、よもぎを練り込んだフーチーバー麺、もちもちとした生麺、イカスミを練り込んだイカスミ麺の4つから選びことができ、好きな具材をトッピングすることができる。そば出汁は伝統の沖縄そばから逸脱させず、豚骨をじっくり煮込んだ最後まで飲み干せるような優しいスープ。また、沖縄そばコショウやコーレーグスなど味変スパイスの豊富さも魅力の一つ。八木ちゃんはEIBUN麺の沖縄そばにアーサー(アオサのこと)とパクチーを追加し、セットで沖縄の炊き込みご飯「肉じゅーしー」を注文した。

本場メキシコのタコスは柔らかい皮だが、沖縄のタコスは揚げた皮にお肉とレタス、そしてチーズを挟むのが主流。Tacos-yaではスライストマトなどのボリューミーな具材を挟んだ揚げたてのトルティーヤに自家製サルサソースをたっぷりかけて食べるのが定番。タコス同様にタコライスも看板メニュー。

沖縄には何度となく訪れているスタッフのおすすめ。「ぜんざい」と聞くと、お汁粉のようなあずきの温かい食べ物をイメージするが、沖縄の「ぜんざい」は黒糖や砂糖で甘く煮た金時豆にかき氷を乗せたものが一般的。富士家のぜんざいは金時豆の煮汁で作ったかき氷と粒の食感がしっかり残った金時豆が別々の器で出てくるのが特徴。一口目はかき氷だけ、二口目は金時豆とお餅を、三口目は氷に金時豆を乗せて一緒に。箸休めとして沖縄名物の「亀の甲せんべい」も味わうことができる。氷は保温機能があるカップに入れているので、いつまでも冷たいまま。

アメリカ統治下にあった戦後間もない1953年にオープンし、多くの米兵や地元の人々に愛され続けてきたステーキハウス。味はもちろん、ボリューミーでありながらリーズナブルな価格が人気で、いつも行列が絶えない。八木ちゃんは最高級部位のヒレ肉を使用したステーキに、すりおろしニンニクと醤油をトッピング。

石垣島出身の夫婦が営んでいるレストラン。「心と体が喜ぶごはん」をモットーに、石垣島に自生する島コショウ「ピパーチ」を全メニューに使用。体にやさしいオーガニックなお店として女性から人気が高い。

沖縄で本格的な中華料理が味わえる姚姚(ヤオヤオ)。ここにきたら必ず食べるべき料理は麻婆豆腐。辛さは控えめで、辛いものが苦手な人でも食べやすい。また、セットで頼みたいのが、手作りの揚げパン(肉まんの皮をあげたもの)。パンに麻婆豆腐を乗せて食べるのがこのお店ならではの食べ方。八木ちゃんは麻婆豆腐のほか、ここで初めて「ツバメの巣」を堪能。

薪窯で焼き上げる本格ナポリピッツァを提供するピッツェリア。生地の魅力を伝えるため、ピッツァはあえてシンプルな「マルゲリータ」と「マリナーラ」の2種類のみというのが店主のこだわり。

戦後の雰囲気を残すディープな栄町市場を象徴するお店「べんり屋 玉玲瓏」。いろいろな惣菜が揃う「べんり」なお店を継いだ大将が北京出身の奥様とともに餃子や小籠包などのテイクアウトのお店として再スタートしたのが始まり。パリッと焼き上げられた丸い見た目の焼き餃子(770円)は絶品！ 他にも水餃子(770円)や小籠包(825円)も人気。

ステーキ肉は最高級オーストラリア牛と沖縄産和牛の2つ。オーストラリア牛は4,500円のコースからご用意。コースでは、ステーキのほか、ゴーヤチャンプルや沖縄ぜんざいなど、沖縄ならではのメニューを楽しむことができる。スタッフは全員女性。

店名はスペイン語で「The 琉球」という意味をもつ「El Lequio(エル レキオ)」。大航海時代に到来したスペイン人とポルトガル人が琉球を「レキオ」と呼んだことを由来としている。また、沖縄は南⽶への移⺠を多く輩出してきたことでも知られており、このような背景から南米と沖縄の繋がりをテーマに2つの文化を感じることのできるカクテルバーとなっている。八木ちゃんは後閑さんがアナザースカイ出演時に作ってくれた「ANOTHER SKY(忘れられない空がある)」のほか、珍しい名前のカクテルを堪能した。