伊藤沙莉 / 俳優

イタリア北部の観光都市で、約1,500年前に造られたアドリア海に浮かぶ人口の島。6年前に伊藤さんがイタリアに訪れた際には、時間がなくて行けなかったという憧れの街。イタリア本土からベネチア行きの水上バスに乗り換え、向かった伊藤さん。到着後はゴンドラに乗り、カンツォーネの歌と共に、水上から見える世界遺産の街並みを楽しんだ。

世界遺産に登録されているベネチアのシンボルスポット、サン・マルコ広場。広場にはサン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮、大鐘楼や時計台などの観光スポットが集中している。念願のベネチアの景色に、伊藤さんはカメラのシャッターを押し続けた。

バーカロとは、カウンターに立ってワインなどのお酒を飲みながら、軽いおつまみを食べるバーのようなお店のこと。ここで伊藤さんは、イタリアのおつまみチケッティ、タラのクリーム煮、ポレンタ(とうもろこしの粉を粥状に煮たイタリア料理)を白ワインと一緒に味わった。

ベネチアの伝統的な手法で全てハンドメイドで作っているヴェネツィアンマスクのお店。店内はカーニバルでお馴染みの様々なデザイン仮面が並ぶ。きらびやかに装飾が施された豪華な仮面からシンプルな仮面まで販売されており、品揃えは1,000種類以上。ここで伊藤さんは、MC2人へのプレゼントと自身のお土産を購入した。

新鮮な魚介類を使った地中海料理が楽しめるレストラン。開放感のある店内から、水辺の風景の移ろいや船が行き交う様子を眺めながら、旅さながらの非日常が味わえる。伊藤さんは、お店の看板メニュー、イカスミパスタとワインを注文。水上都市の美しい景色を背景に美味しい料理に舌鼓を打った。

ベルリン国際映画祭、カンヌ国際映画祭と並び、世界三大映画祭の1つとして知られる、ベネチア国際映画祭。会場は、イタリア北東部ベネチアの南に浮かぶ細長い島、リード・ディ・ベネチアにある。ここで伊藤さんは、これからの夢は世界中の映画祭に出ること、そしていつかこのベネチアの舞台に立ちたいと話した。

ベネチアから移動し、以前「ウーディネ映画祭」で伊藤さんが訪れたというイタリア北部ウーディネへ。当時の記憶が蘇る街並みにある、1985年創業の地元の人から愛され続けているジェラート屋。お店の創設者ジャンカルロ・ティンバロさんは、アイス世界大会の組織委員会の会長も務めているほど、本格的なイタリアのジェラートを提供している。この日、伊藤さんはメレンゲ味のジェラートをオーダー。クリーミーでさっぱりした味と共に懐かしさに浸った。

当時は、時間がなくピザしか食べられなかったというレストランを再訪。伊藤さんは、GooglePixelの翻訳機能を使い、ずっと食べたかったという「SAN DENIELE TAGLIOLINI(ハムのパスタ)」をオーダー。想像以上の美味しさに思わず笑顔でBuonissimo!(イタリア語でとても美味しいと意味する)と言い、食レポにも挑戦した。

古代ローマのフォーラム(公共広場)の跡地にあり、バーやカフェ、未完成の12世紀の教会などが並ぶ広場。休日には、地元の手工芸品やおもちゃ、お菓子、インテリア用品、地元特産のグルメ品の出店など野外マーケットも開催される。観光客のみならず地元の人も賑わうスポット。

1997年にオープンしたホールで、ウーディネ・ファーイースト映画祭の会場。ウーディネ・ファーイースト映画祭とは、極東アジアで製作された映画を対象とする映画祭で、世界中の映画ファンやエージェントが一堂に集う祭典のこと。伊藤さんにとって、初心を思い返させてくれる場所だという。

西暦452年頃、アッティラ大王にちなみ街の中心地に建てられた大司教の宮殿。ウディネの象徴とも言えるリベルタ広場の時計台の近くにあり、一般開放されている城。伊藤さんは、城の見晴台に向かい、女王様気分を満喫した。